Education

教育プログラム

一人ひとりがキラキラと成長できる教育環境

「優れた看護の専門家を育成する」ことを教育理念に掲げ、充実した教育体制を整えています。新人教育は各部署でのOJTと看護臨床教育センターでの集合教育によって、臨床で活躍するための基本的な知識と技術を習得することができます。そして、実地指導者やサポーターが新人看護師の不安や悩みなどメンタル面をしっかりサポートします。 2年目からは部署の臨床教育看護師などからのアドバイスを受けながらクリニカルラダーに取り組み、ステップアップしていきます。一人前の看護師としてのチカラをつけた後は、スペシャリスト、ジェネラリスト、管理者、臨床教育看護師として、それぞれが目指すキャリアを積んでいくことが可能です。 その他にも各キャリアに対応した研修、365日24時間利用できる図書館やWEBでの文献検索システムなど、大学病院という特長を十二分に発揮した充実の環境が揃っています。

新人看護師の教育方針

1
新人看護師が基礎教育で学んだことを土台に臨床実施能力を高め、
2
複数の患者においても、看護を安全に提供するための臨床実施能力を強化し、
3
リアリティショックを最小限にとどめ、専門職業人としての職場適応する

看護臨床教育センターと連携して看護部全体で支援します

 
各部署では上図のように一組のパートナーが一人の新人看護師を担当し、 実地指導者(5年目以上)とサポーター(3年目程度)となって、新人看護師がチームの一員としての 知識・技術・態度が習得できるよう、1年間評価を行いながら、目指す看護師像に向けて支援しています。  

看護臨床教育センターとの協働

看護臨床教育センター

臨床教育看護師(助産師)

臨床教育看護師とは、看護の質向上のために看護師と看護学生に教育的な関わりを持つ、臨床の看護教育者のことをいいます。看護部では、看護臨床教育センターでの「臨床教育看護師(助産師)育成プログラム」に参加し、臨床教育看護師を毎年輩出しています。 臨床教育看護師に期待する能力は、以下の3つ。
  1. 看護観・倫理観・専門的知識に基づいて的確に判断し、熟練した看護技術を提供する
  2. 看護的視点を持って看護師や看護学生と関わる
  3. 看護実践を通して役割モデルを看護師や看護学生に示し、看護の魅力を伝える
現在は各部署に1~3名の臨床教育看護師が所属し、現場での教育を担っています。  

新人看護師教育

看護部に入職した新人看護師は、看護臨床教育センターにおいて1年間の「新人看護師教育プログラム」を受講します。新人看護師のリアリティショックによる離職を防ぐため、看護スキルズラボにてシミュレーターを使い、少人数制の実践的な演習を中心にしっかりと手技を習得できるように工夫しています。また、年度末には研修修了証が手渡されます。

滋賀医科大学看護師特定行為研修センターとの協働

滋賀医科大学看護特定行為研修センター 平成28年度よりスタートとなった看護師特定行為研修。県内唯一の医科大学=教育施設として、高度実践的看護臨床教育を通して地域医療の質向上に努めています。看護部では、大学病院に勤務する看護師の使命として、その社会的責任と役割を自覚し、新たな臨床看護の発展に寄与することのできる特定看護師を育成・輩出してまいります。